豊田自動織機が「2019年度省エネ大賞 経済産業大臣賞」を受賞

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株式会社豊田自動織機(社長:大西 朗)は、一般社団法人省エネルギーセンター主催の「2019年度省エネ大賞(省エネ事例部門)」において、同社長草工場(大府市)の「自動車塗装乾燥工程における省エネルギーの取り組み」が、最高賞である「経済産業大臣賞(産業分野)」を受賞し、1月29日に行われた表彰式にて経済産業省 牧原副大臣より表彰されました。

表彰式の様子

「省エネ大賞」は、事業者や事業場等において優れた省エネの取り組みや、省エネ製品等を表彰するもので、経済産業大臣賞は当社初めての受賞となります。

豊田自動織機グループは、「2050年にめざす姿」に基づきCO2ゼロ社会に向けた取り組みを推進しており、このたびの受賞は、工場の設備更新において放熱ロスの低減などCO2排出量削減に向けて徹底的に省エネに取り組んだことが評価されたものといえます。

今後も豊田自動織機グループは、省エネ活動をはじめとしたグローバルな環境保全活動を通じて、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

<受賞概要>

テーマ:「自動車塗装乾燥工程における省エネルギーの取り組み」

表 彰:省エネ事例部門 経済産業大臣賞(産業分野)
概 要:自動車工場の塗装乾燥工程において、CO2排出量のうち約90%が熱ロスであり、その主な要因である
    ボデーを搬送するキャリア(搬送金具)への吸熱ロスおよび炉体からの放熱ロスの低減に取り組んだ。


1.ボデー搬送キャリアの吸熱ロス低減
 搬送キャリアをハンガーから台車に変え、ボデーを搬送し終えた台車を乾燥炉直下の保温されたエリアを通す
 ことで、高い温度で乾燥炉の入口に戻すことができ、熱効率が大幅に向上した。
図1. 搬送キャリアの改善
2.炉体からの放熱ロス低減
 気流解析を活用し吹出し口と排気口を最適配置にすることで効率よく熱を対流させた結果、ボデーの昇温状態を
 均一に近づけた。
上記の改善の結果、炉の断面積の最小化、炉の長さの短縮につなげることができた。
図2. 気流の見直しと炉断面の最小化
これらの取り組みにより、年間のガス使用量37%低減、CO2排出量▲391t-CO2/年の低減を達成した。

以上